不動産購入時の頭金はどれぐらい必要ですか。
一般的に、頭金は 購入価格の最低2割は必要 と言われています。これは住宅ローンを貸し出す金融機関の多くが、融資率は購入価格の8割までと決めているからです。一部ではこの原則が撤廃され100%融資する ところも出てきていますが、一定以上の収入がある人に限られているので、購入後の 返済を軽くするためにもある程度の頭金は用意しましょう。

また、購入代金の他に 諸費用 (税金、各種保険、仲介手数料、引越費用等)が新築の場合で物件価格の3%〜7% 、中古で5%〜10%かかるので、この資金も頭に入れておきましょう。



将来家を購入したいと考えています。有利な貯蓄を教えて下さい。
貯蓄をするなら直接融資に結びつく貯蓄を選ぶとよいでしょう。 以下の貯蓄を参考にして下さい。   

【財形住宅貯蓄】

サラリーマンならやっぱりこれ。 1000円以上1000円単位で積立てることができ、給与天引きされ ます。 積立期間は継続して5年以上が条件

1年以上50万以上積立していると、積立額の10倍、 最高4000万の融資を受けることができます。また、積立元本 550万までが非課税 。運用内容は勤務先が契約している金融機関の商品になります。詳しくは勤務先に問い合わせてみましょう。



【住宅債券積立(つみたてくん)】

住宅債券は、住宅金融公庫で発行される 無記名式割引債券です。
申し込みは通常年2回。
「公庫融資付き」分譲住宅を購入する際に一般の人よりも当選率が高くなるほか、 基本の融資額に加えて割増融資が受けられます。
また、
収入基準が4倍 (通常は5倍)に緩和されます。

積立コース 積立金額・回数 当選倍率の
優遇と期間
割増融資額と
融資期間
一般積立
(3年間)
約40万を7回
(総額約280万)
10倍
積立終了後
3年間優遇
600万まで
積立終了後4年間
特別積立
(5年間)
約20万を11回
(総額約220万)
20倍
積立終了後
5年間優遇
7回目の積立終了後から積立額の約3倍以内を限度
積立終了後5年間
特別積立
(5年間)
約40万を11回
(総額約440万)
20倍
積立終了後
5年間優遇
7回目の積立終了後から積立額の約3倍以内を限度
積立終了後5年間



【住宅積立郵便貯金】

郵便局の積立貯金。毎月一定額(5000円以上1000円単位)で1年〜5年、最高50万まで積み立てることが出来ます。
公庫の基本融資額に加えて275万までの割増融資が受けられます。



賃貸と持ち家、どっちが良いか迷っています。
貴方は一生家賃を払い続けますか?家賃はいくら払い続けても自 分の物にはなりません。

今の不景気な世の中に、住宅ローンを抱えることに不安を抱かれるお気持ちはよくわ かりますが、持ち家であればいざという時に売却する事ができます。

売る時に不利にならない物件を探す事が買う時に最も重要なポイントといえるでしょ う。



共有名義にはどんなメリットがありますか 。
共有名義とは、住まいを購入する際複数の人で出資した場合、 購入代金の出資割合に応じて 共有登記するというものです。共有登記 することでメリットになる事があります。  


贈与税がかからない

例えば、5000万の家を購入し、足りない分を親からもらった場合(子400 0万、親1000万)、所有権の持分は子が5分の4、親が5分の1になります 。親は自分が出資した分の所有権があるわけですから贈与の対象にはなりません 。

また、夫婦で共有名義にすることもあるでしょう。この場合は注意が必要です。 夫婦共働きで夫の収入は生活費に充て、妻の収入を住宅資金のために妻の名義で 積立貯蓄をしていたということもあるでしょう。お互いの出資額がわかりづらく なります。これはローンの返済も同じです。
「誰の名義の通帳か」より「どうやって頭金を作ったのか」、「ローンの借入名 義人は誰か」より「誰が返しているのか」がポイントになります。したがって夫 婦で頭金を出し合い返済も同じようにしていくのであれば、それぞれの収入に照 らし合わせて持分の割合を決めたらよいと思います。
ただし、もし妻が何かの事情で収入が得られなくなり返済がなくなった場合は、 夫のみが返済していることになり贈与税の対象となりえます。

もし実態と異なる共有登記をした場合は、登記所に間違って登記した旨を申請し 、認められると正しい登記に改めることが出来ます。


複数で控除が受けられる

建物にかかる借入金の額に応じて、納めた所得税が返ってくるという 「住宅ローン控除」
また、家を売るときに受けられる 「3000万特別控除」が、条件を満たしていれば名義人それぞれが 受けることができます。

デメリットもありますので注意しましょう。

共有するからには、どの所有者にもその財産について権利があります。共有者の承諾を得ずに売却することはできません。
もし、共有者の親が亡くなった場合親の持分が相続対象になりますが、相続人があなただけではない限り他の相続人による遺産分割の対象になってしまうこ とがあります。

※各家庭によって複雑なケースもあるかと思いますので、税務署の相談窓口な どでアドバイスをうけるのもよいと思います。よく考え共有名義にするか決め ましょう。



最近よく聞く定期借地権付き住宅とは何ですか。
借地権とは名前のとおり土地を借りる権利のこと。つまり他に地主がい定期借地権は92年に施行された改正借地借家法で導入されたものです。

土地や建物の賃貸借には借地借家法が適用されますが、

  • 一般定期借地権
  • 建物譲渡特約付き借地権
  • 事業用借地権

の3種類があります。家を購入する時に関係してくるのはたいてい 一般定期借地権のことです。 これは、一定期間(50年以上)だけ土地の利用権を買い家を建て、一定期間が来たら土地を返すというものです。土地購入費がかからない分安く家を手に入れるこ とができます。



売り出し価格はどのようにして決まるのですか。
仲介会社にお願いすると、担当者が家を訪れ査定を行います(無料)。 最寄駅からの距離や周辺の環境、建物のグレードや傷み具合を調べます。また、近隣地域で 売買された取引事例を参考にし、適正価格を算出します。これが査定価格です。 約3ヶ月で買い手がつくことを基に決めます。

できるだけ早く売りたいということになれば、売り出し価格は査定価格よりも低くなりますし、査定価格よりも高く売りたい となれば、何ヶ月かかるかわかりません。売り出し価格の決定権は売主にありますが、その時の市場状況などをよく考え、 決めるようにしましょう。



複数の会社に仲介を依頼することはできますか。
売り出し価格が決まると、仲介会社と「販売活動をお願いします」という契約を結びます。これを媒介契約といいます。 仲介会社は締結した場合、遅滞なく所定の事項を記載した書面を作成して記名押印し、依頼者に交付しなければなりません。
媒介契約には次の種類があります。それぞれの特性を考え選びましょう。

専任媒介契約

依頼した仲介会社以外には重ねて依頼できないものです。もし他社の媒介によって成約した時は違約金を払わなければなりません。

依頼者自身で買い手を見つけ成約することはできます。その時は それまでにかかった営業経費を請求されます。

仲介会社は、売却物件を指定流通機構(下記参照)へ登録し積極的に販売活動をすること、2週間に1回以上 販売状況を報告することが義務づけられています。契約有効期間は3ヶ月。


専属専任媒介契約

依頼した仲介会社以外には依頼出来ず、依頼者自身で買い手を見つけ成約することもできません。もし成約した時は違約金を請求されます。
仲介会社は、売却物件を指定流通機構へ登録し積極的に販売活動をすること、1週間に1回以上販売状況を報告することが義務づけられています。契約有効期間は3ヶ月。


一般媒介契約

同時に2つ以上の仲介会社に依頼できるものです。依頼先を明示する
明示型と、明示しない非明示型があります。 また、依頼者自身で買い手を見つけることもできます。
「明示型」の場合、他社と成約した時、また依頼者自身で買い手を見つけ成約した時は各社へ通知しなければなりません。 その通知義務を怠ると営業経費などを請求されます。契約有効期間は3ヶ月。


指定流通機構とは・・・
不動産の売買をスムーズに行うための情報交換システムで、建設大臣が指定したもの。